情報収集のやり方ネットでの株式投資の情報の集め方・注意点など

ネットで情報収集

ネットで情報収集

特に短期投資をする人の場合、インターネットでの情報収集は必要不可欠。
テレビや新聞よりも遥かに速報性が高いので、急激な値動きに取り残されないためにも、小まめにチェックする必要があります。

(あくまで短期投資の場合、ですが)

インターネットでの、投資情報の収集のやり方

ネットでの情報収集は、大別して下の2通りになります。

  • 速報・ニュースを見る
  • 投資自体を学ぶ

特に「ネットならでは」なのは一つ目。速報・ニュースに関しては、間違いなくネットが有利です。しかし「投資自体の勉強」だったら、書籍もある程度読んだ方がいいでしょう。

書籍も読んだ方が、自信を持って投資できる

ネットでもいいサイトはたくさんありますが、やはり「書籍を読み込んでいる投資家」と「ネットだけの投資家」では、断然前者の方が「自信」がみなぎっています。

自分が専門家の意見を聞く時を、想像すればいいですよね。「情報はネットが中心」というのはいいですが、「本をほとんど読んだことがない」という投資家は、あまり信用できないでしょう。

(少なくとも、投資の本は読まなくても、経済やビジネスなど、何らかの本は読んでいて欲しいはずです)

投資情報のおすすめサイト&優良サイトの探し方

投資情報のおすすめサイトは、別記事でジャンル別にまとめます。
そして、優良サイトの探し方については「それらのサイトのリンクから移動」してください。

良いサイトには、同じように優れたサイトへのリンクしか、張られていません。「付き合っている人を見れば、その人の人生がわかる」というのと同じです。

ということで、別記事にまとめた「おすすめサイト・ブログ」から、リンク一覧を見て、移動していただければOKです。移動した先のおすすめもまたしっかりしているので、何度かジャンプしているうちに、目当てのサイトが見つかるでしょう。

一番使えるのは、証券会社のサイト

「ヤフーファイナンス」などの速報サイトも使えますが、やはり一番正確な情報が得られるのは「証券会社のサイト」。
口座開設している人だったら、実際に取引していなくても、基本無料で使えます。

ごく一部のページは有料ですが、無料ページだけでもかなりの情報が得られるので、当面はこれだけでも十分でしょう。

投資スタイルによって「情報」の種類が異なる

そもそも、投資スタイルによって「何が投資情報か」が異なります。短期投資をしていれば「株価が変動するようなニュース」が、一番重要な情報です。

しかし、画面に張り付くタイプのデイトレードだったら、これはあまり関係ありません。というのは、その情報に気づく前に、すでにチャートが動き始めることが多いからです。

もちろん、その時点で「何かあったな。調べよう」→「げ、これはまずい。売ろう」という流れはあるでしょう。しかし、それでも先に重要なのは、「チャート」なのです。デイトレーダーにとっては「チャートこそ、一番の情報」なんですね。

(もちろん、人によって多少違います)

中長期投資だったら、短期的な情報は必要ないことも

逆に中長期投資の場合、「一時的に株価が大きく変動するニュース」など、大したことはない…とも言えます。究極の長期投資家であるウォーレン・バフェットは、こう言っています。

「郵便が3週間遅れて届くような田舎に住んでいた方が、いい結果を出せることもある」

事実、バフェットはウォール街ではなく「オマハ」という田舎にずっと住んでいます。オマハの人口は41万人は、宮崎市と同じ。投資家にとっては「辺境」もいいところです。

しかし、長期投資の基本は「何十年も続くような企業にかける」ことなので、これでいいんですね。逆に短期的なニュースが必要ない分「本質的な勉強」を、これでもかというほど、続けなければいけないのですが…。

インデックス投資も、短期的なニュースは必要ない

長期投資の一種ですが「インデックス投資」もまた、短期的なニュースが必要ありません。インデックス投資は「株式市場全部に賭ける」ような投資なので、大きな変動がないんですね。

基本的に、投資したらあとは10年~数十年ほかっておくだけです。バフェットのような「個別株投資」とは、そこが違います。

インデックス投資の場合「世界恐慌」レベルなら注意

インデックス投資の場合、唯一注意するのは「世界恐慌」レベルの事件です。
このくらいだと「さすがにインデックス投資でも立ち直るのが難しい」と、オニールも指摘しています。

逆に言えば、このレベルのニュースでなければ、無視しても大丈夫ということ。「リーマン・ショック」レベルだったら、問題ないわけですね。

例えばアメリカ市場の「NYダウ平均」の場合、リーマン・ショックで確かに「50%」近くまで下がりました。しかし、7年後の現在では「リーマン・ショック前の1.4倍」程度に回復しています。

リーマン・ショック級の大不況が来てもOK。ということは、インデックス投資なら「日々のニュースは、ほぼ気にしなくていい」ということです。

ということで、ネットでの情報収集で「あのサイトも見なきゃ、このサイトも見なきゃ」と考える必要はありません。まず「投資スタイル」を考えるのです。

そして「中長期投資」「インデックス投資」という結論に達したら、日々の値動きやニュースはほとんど見ないでOKです。代わりに、

  • 中長期投資…本質的な研究
  • インデックス投資…注ぎ込む元金を増やす

…ということを意識してください(インデックス投資は安全な分、元手が相当多くないと、意味がありません)

情報収集のやり方のコンテンツ

TOP