国策投資法とは→政策に関連する銘柄を買い、ローリスクで稼ぐ
国策投資法とは、国が推進する政策に沿った銘柄を買うという手法。 政策なので、確実に実行される ローリスクで稼ぎやすい …ということ。もちろん、直近の政策だと「みんな飛びついている」ので、 ローリスクな分、リターンも小さくなる リターンの大きい「ひねった...
デイトレードとは? ~メリット・デメリット・始め方など~
デイトレードとは「1日で売買を完結させる」手法です。2日~1週間の場合「スイングトレード」と言います。デイトレードのメリット・デメリット、初心者の始め方などをまとめます。 デイトレードのやり方・基本・原理 デイトレードのやり方は、簡単です。 その日、値上が...
ブレイクアウト投資法とは?株価が突き抜けるパターンや注意点など
『ブレイクアウト投資法』とは、「株価が、停滞を突き抜けて急上昇した時に売る」という手法。特に市場がバブル状態の時に効果的です。 「急上昇した時に売る」というと当たり前のようですが、ポイントは「停滞を突き抜けて」ということ。停滞していたということはつまり「いつ...
スイングトレードとは? ~デイトレとの違い、長所・短所など~
スイングトレードとは―。メリット・デメリット(長所・短所)、デイトレードとの比較などで解説しています。スイングトレードは2日~1週間で売買し、デイトレより大きな利益を狙えます。 スイングトレードのメリット・デメリット スイングトレードのメリット・デメリットを...
デイトレードの4つのメリット ~短期間で稼げる etc..~
デイトレードのメリット・長所・利点のまとめ。短期間で稼げる、経済の専門知識がなくてもOK、買う銘柄を選びやすい、その日の損益がわかりやすい、株取引以外にも資産を回せる…などです。 メリット(1) 『短期間で稼げる』 デイトレードの反対は「長期投資」です。 こ...
デイトレードの3つのデメリット・短所 ~手数料が高くなる、など~
デイトレードのデメリットを簡単にまとめると、 取引の負担が大きい(肉体・精神・コスト) デイトレード特有のリスクがある 逆にローリスク・ローリターンな部分がある …となります。 2つ目と3つ目については「その人が、取引で何を重視するか」によるので、人によ...
短期投資とは? ~デイトレ・スイング・中長期投資との比較~
短期投資とは「1日~数ヶ月」程度で、株を売買するスタイルのこと。 短期投資は、さらに下のようなスタイルに分かれます。 デイトレード…1日で全て売買 スイングトレード…2日~1週間程度で売買 短期投資…1週間~数ヶ月程度で売買 デイトレードの「1日」という...
中長期投資とは? ~メリット・デメリット・短期投資との比較など~
中長期投資とは、「中期投資」「長期投資」を合わせた呼び名。 中期…半年~3年程度 長期…3年~数十年 …というスパンです。 年数については人によって定義が違いますが「大体このくらい」と思ってください。 中長期投資のメリット・デメリット 中長期投資のメリッ...
バリュー投資(割安株投資)とは? ~銘柄の見つけ方・指標の見方~
バリュー投資とは、簡単にいうと「安い株を買って、値上がりするのを待つ」という投資スタイル。 しかし「ただ安い」だけでは、当然ダメです。 「価値があるのに、安い」という「割安株」を買います。 つまり「もっと評価されるべき」という株に、投資するんですね。 その読...
グロース投資(成長株投資)とは ~バリュー投資との違い・比較など~
グロース投資とは「大きく成長する株」に投資する手法。 「バリュー投資」と並んで、投資の「二大潮流」です。 「グロース投資とは何か」を説明するには、バリュー投資と比較するのが一番。 ここではまず、両者の違いから説明します。 グロース投資とバリュー投資の違いは?...
ピラミッディング投資法とは ~初心者は売りポイントの設定でリスク回避~
■ ピラミッディング投資法とは? 「値上がりした株を、さらに買い増す」手法 買い増しと同時に、売りのポイントも上げる 売りポイントを高めにすれば、リスクは小さい 「眠らせる資金」が多くなる そのため、資金の余裕が必要 …というのがポイントです。...
コバンザメ投資法 ~TOPIX投資が通じなくなった現在でも利益を出すには~
■ コバンザメ投資法とは 「TOPIX入りする株」を先に買い、TOPIX入りと同時に売る 2000年代はじめまでは通じたが、今は難しい より「本質的な」コバンザメは、今でも通じる 2014年上場の「アサンテ」はその好例 目次(概要) 1.コバ...
サヤ取り投資法とは?~値動きの似た銘柄で「売り・買い」を同時に仕掛ける手法~
Stock Market Exchange Financial Investment Economy Concept サヤ取り投資法とは? ■ やり方 「値動きが似た2つの銘柄」で、 「片方は売り、片方は買い」を同時に仕掛ける ■ メリ...
持ち越し投資法とは ~売りのチャンスでさらに保有し、大きな値上がりを狙う~
持ち越し投資法とは「上がった株をそこで売らず、一日~数日持ち越して、上昇した所で売る」という手法。「もう少し待った方が、上がるかも知れない」ということですね。 「何だ簡単じゃん」と思う人もいるでしょう。その通りで「原理自体」はカンタンです。ただ、 「明日も...
リバウンド投資法とは? ~反発株を見つけるための指標・手法・注意点のまとめ~
リバウンド投資法とは? リバウンド投資法とは、 「継続して下がっている」時、 「一時的に上がる」(反発する)ことがある その「反発直前」に買い、 「反発直後」に売る …という手法です。「難しくないか?」と思うでしょう。そうです。難しいです。難易度について...
乖離率逆張り投資法 ~「移動平均線から離れた銘柄」を売買する~
乖離率逆張り投資法とは、 「移動平均線乖離率」を見る 「乖離率が大きい」株に注目 「通常の状態から離れている」ので「近々戻る」と予想 「戻ったら得する」方で、売買する …というものです。単純に「逆張り」とか「逆張りスイングトレード」と言われることもありま...
連れ高銘柄投資法とは?→上がった株の関連株を売買する手法
連れ高銘柄投資法とは、 いつも「株価が連動している」グループを見つける その中の「どれか」が上がったとする まだ「上がっていない株」も、すぐに上がると予想する その株を買う …という投資法です。一言でいうと「連動銘柄で、値上がりが遅れているものを買う」と...
投資スタイルのコンテンツ一覧
どういう基準で売買したらいい?投資スタイル
投資スタイルにはどんなものがある?
証券会社口座も無事開設し入金も完了。
では、早速株を買ってみよう!というところで、次は「投資スタイル」について詳しく見ていきましょう。ちょっとネットや書籍で調べてみても、デイトレードやスゥイングトレード、バリュー投資、長期投資・・・などなど、様々なトレード手法がありますね。
ちゃんと調べてからじゃないと不安で動けない方も多いんじゃないかと思います。名前がついているもので細かいものも入れていくとかなりの量になるので、とりあえずメジャーなところを紹介していきます。
期間に応じた投資手法
- デイトレード 短期間の売買で小さな利幅を積み重ねる
- スゥイングトレード 中短期の売買で利幅を積み重ねる
- 中長期投資 長期間保有し1回のトレードで大きな利幅を狙いに行く
投資基準に応じた投資手法
- バリュー投資 株価が割安になった銘柄を中心に買う手法
- グロース投資 成長銘柄を中心に買う手法
これから株式投資を始めようという初心者の方が頭に入れておいた方がいいのはこれくらいでしょう。
それぞれについても何となく理解しておくくらいで十分です。(詳細を知りたいという方は、各ページで説明していますのでそちらの解説を読んでください。)
ひとつひとつの概要を確認していきましょう。
(期間)デイトレード・スゥイングトレード・中長期投資
まずは投資期間に応じた投資手法について簡単に見ていきましょう。
これはつまり、1回のトレードでどれくらいの期間株式を保有する“予定”なのかということです。一応一般的に言われている定義的には
- 「デイトレ・・数秒~1日以内」
- 「スゥイング・・数日~数週間、3日月以内」
- 「中長期・・3か月~数年」
のような感じかと思いますが、この期間的な定義に関してはそれほど深く考える必要はありません。
考えるのはデイトレなのかそれ以外なのか
(複雑な投資法はいったん置いておいて)株式投資で利益を上げるキモは「これから上がりそうな銘柄を買う」ことに尽きます。
そして、これから上がる銘柄の予想するために「個別企業の業績」や「経済全体の状況」、「タイミング(割安・割高)」を見ながら投資していくのが普通のやり方なのですが、デイトレードだけは全くの別物なので注意が必要です。
デイトレの場合は数分、数時間の値動きを抜いていくやり方なので、銘柄の情報や業績、経済状況といったものは全く関係ありません。株価は1日の中でも波を打つように上下に大きく動いているのですが、その値動きを取るのがデイトレの本質です。
つまり、ごくごく短期間しか銘柄を保有しないので、その企業がどういう業績を上げているのか?何をやっているのか?なんてどうでも良くて、一番重要なのは“瞬間的なタイミング”です。
デイトレは上がり始め(下がり始め)の勢いを感覚で察知して波乗りのようにトレードしていく手法なので、一般的な株式投資とは全く内容の違うもので、ゲーム性が高くギャンブル的な一面があります。
デイトレと中長期投資はどちらがおすすめ?
結局初心者はどうしたらいいのか?ということですが、デイトレの場合は「一般的な株式投資とは全くの別物」ということをきちんと理解したうえで選択していけばいいと思います。
デイトレ
・とにかく資金の増減が激しいほうが良い
・平日の昼間は相場に張り付ける
・ゲーム感覚で楽しみたい
一般的な中長期投資
・資金の増減はゆるやか
・時間はそれほど使えない
・好景気や好決算の恩恵に乗っかりたい
普通に「株式投資」といえば“一般的な中長期投資”を指しますので、そのつもりの人はそれで大丈夫です。
が、とにかくゲーム感覚で楽しみたい(かつ平日の日中に時間が取れる)という方はデイトレを選択しましょう。それぞれの特徴を理解したうえでやるべきことを理解していきましょう。
(基準)バリュー投資・グロース投資
バリュー投資・グロース投資は銘柄の判断基準になります。
バリュー投資は「企業の利益や資産などの基準に対して割安な銘柄」を中心に買っていく手法です。
簡単に言えば、本当はもっと高い株価がついてもいいはずなのに、割安に放置されている銘柄に投資をしていく手法です。株価は様々な要因で動いていますので、「割安(割高)」にしばらく放置されている銘柄はたくさんあります。
安いものを買って→適正価格に戻ってきたら売却して利益を出すのがバリュー投資の基本的な考え方です(※割安・割高を判断する基準にPER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)がありますがこれは別のページで詳細に説明します)。
このバリュー投資の考え方は初心者が株式投資をする際の最も重要な基礎になりますので頭に入れておきましょう。
グロース投資は「将来の企業の成長や集積性に期待して投資する手法」です。
解りやすく説明すると、これから伸びていきそうな企業の株に投資をしておき、大きく値があがったら売却をして利益を出す手法です。株式投資と聞くとこのグロース投資をイメージする方も多いかもしれませんが、実際は初心者には難しい手法です。
グロース投資の場合、これからの成長が期待できる企業(伸びしろのある一般的にあまり知られていない企業)に投資をすることになりますので「本当に成長できるのか?」を自身の目で判断しなければなりません。
財務諸表の数字を見ただけでは不十分で、会社説明会や決算説明会などに参加して情報を集めて自分の目で見て判断しなければならないので、これから株を始めるという方にはかなりハードルは高いかなと思います。
自分が働いている業種の銘柄など、リアルで身近な情報が集まっていて判断できるのであれば良い投資が出来るとは思いますが、ゼロから成長株を発見するのはなかなか難しいです。
トレードスタイルは決めた方がいい?
上で見たように色々ありますが、実際には軽く全体を押さえておくくらいで十分です。
ただ、理解しておいて頂きたいのが「デイトレード」だけは全くの別物だということです。
こういったたくさんある投資手法はあくまで解りやすく付けられたネーミングにすぎませんので、「こういう切り口の投資法があるんだなぁ」というように簡単に頭に入れておき、いいとこ取りでアイデアを吸収していくようなイメージが正しいでしょうか。
調べながらやっていくうちに、自分独自の判断基準・やり方が出来てきますので、あまり構えずにまずはやってみるのをおすすめします。