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情報はどう集めてどう使う?株に役立つ情報収集

情報

投資と切っても切り離せないのが“情報”です。

ただ、一言に情報と言ってみても、

テレビや新聞だけではなく、
本屋に行けば投資関連の大量の書籍、雑誌が置かれていて、
さらに、ネットの検索を叩けば膨大な量の情報にアクセスできます。

ブログや掲示板ではいろんな人が好き勝手に意見を言い合い、
証券アナリストは小難しい用語で相場観を語ります。

現代では、情報が多すぎるのが悩ましいところです。

どこから情報を集めて、どうやって投資に生かしたらいいのか?

の判断が非常に難しくなっているのかもしれませんね。

さて、というわけで、ここからは「株式投資における情報」について説明していきたいと思います。

  1. そもそも情報とはどういうものか?
  2. 投資に役立つおすすめの情報の集め方
  3. 情報を利益に変える方法

というような内容で簡単にまとめていきたいと思います。

株式投資と情報 基本的な考え方

情報と言っても様々あります。企業の決算発表や経済指標の発表、世界の要人のコメント、政策の方針、アジアやNYの各市場の株価情報、アナリストの分析、世界中のニュースなどなど膨大にあります。

全部を処理しようとすると本当に大変な量になりますので、まずここで重要なものとそうでないものを取捨選択するようにしましょう。

重要なものはズバリ“直接的に株価に影響があるもの”です。

まずは、直接的に株価に影響のある情報を中心に理解できるようになっていき、その他のものは余力が生まれた段階で身に着けていくようにするのが良いかと思います。

情報整理のコツなのですが、
以下のような視点で見ていくときれいにまとまり、全体の理解も早いです。

  • (世界)いま何で世界の株価が動いているのか?
  • (日本)いま何で日本の株価が動いているのか?
  • (個別企業)個別企業の決算などのIR情報

「世界全体の値動き→日本国内の値動き→個別企業の値動き」
というように、大から小へのイメージです。

株価はその時のテーマで動いている

株価って実はほとんどが上がりそう、下がりそう、といった「雰囲気」で動いているといっても過言ではありません(特に「世界」と「日本」といった“全体”の動きはそうです。)

例えば、
(世界)「中国の成長期待で中国株大幅上昇→世界に波及」
(世界)「アメリカの金融緩和策で米株上昇→世界に波及」
(世界)「アメリカ発のサブプライム問題で米株下落→世界に波及」
(世界)「ギリシャ不安でヨーロッパ株大幅下落→世界に波及」
(日本)「アベノミクス期待で日本株が大幅上昇」
(日本)「震災・原発関連で日本株が大幅下落」

というような感じですね。
「世界全体の株価の動きが→日本の株価に影響し→個別企業に波及していく」というイメージですので、世界全体の株価がどう動いているのか?は実は日本の個別企業の株を買う際にもすごく重要な問題なのです。

  • 株価が今どっちに動いていて
  • その要因は何なのか(テーマは何なのか)?

の情報を中心にまずは情報を集めていくと(その後実際に株価がどうなったのかを含めて)、すごく効率的に勉強ができると思います。

この全体の動きに加えて、個別企業の決算や財務状況、事業計画などの個別の事情が絡んでくる形になります。全体から個別へのイメージを持っておくだけで理解が驚くほど速くなりますので、ぜひぜひ実践してみてください。

※ちょっと難しそうに感じますが、、、

実際に投資を始めてみると解りますが、だいたい重要なものって決まっていて、それだけを見ると必要な情報は実はそんなに多くはないんですね(もちろん、投資する銘柄が増えればそれだけ個別企業の情報を調べる必要はありますが)。

おすすめの株式投資に役立つ情報の集め方

情報源は、テレビ、雑誌、ネット、ブログ、口コミ、投資顧問サービスなどなどいろいろありますが、基本は使っている証券会社のサイトで十分かと思います。

ニュース系サイト

後は、YahooFinanceが投資関連のニュースなどを解りやすく解説してまとめてくれているのでお勧めです。経済系のニュースサイトでロイターやブルームバーグもありますが、かなり専門的かつ細かい話も取り扱っているのでやや難易度高めです。

マネー雑誌

また、マネー雑誌などでおすすめの銘柄を紹介していたりするのですが、これは盲目的に信じ込むのはかなり危ないです。使い方としては、「こういう企業があるんだ」「こういうセクターがいま注目されているんだ」というような投資のヒントになるような情報をつかみましょう。

個人ブログ

最後に、個人ブログですが、投資手法や保有している銘柄を公表していたりして、勉強になるものはたくさんあります。情報商材を売るために勝っているフリをしている人もいるのでその点は注意してください。

大切なのは情報に振り回されないこと

まず、大前提として胸に刻み込んでいただきたいのは

「投資は自己責任」である。

ということです。
要するに自分で判断して自分で責任を取るということです。

マネー系の雑誌を見れば推奨銘柄が載っていますし、
ニュースを見れば連日の最高値をセンセーショナルに伝えたり、
掲示板を見れば誰かが自信満々で自分の相場観を披露していたり、、、

株式投資を始めてみればわかりますが、最初のうちは情報に煽られます。

悲観的な情報を見つければ不安になるし、ポジティブな情報を見つければ気持ちが高揚するような感覚は誰でも味わうものですが、こういった第三者の意見、相場観に心を乱されないようにしてください。

正直、世界的投資家だろうが、有名経済学者だろうが、有名雑誌だろうが、相場観に関しては特に参考になりません。そもそも論として、本心を言っているのかすら解りません(笑)。

情報は情報として扱い、自分の相場観をしっかりと持つようにしましょう!

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