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投資チャンスを逃さない株式投資で稼ぐための投資手法

戦略

株式投資で安定的に利益を上げていきたいのであれば、
投資手法(勝ちパターン)を持つのは非常に重要です。

株式投資でいうところの投資手法というのはつまり、

  • 銘柄を選択する基準
  • 買うタイミングの基準

のことです。

このセッションでは株価の割安割高の見分け方、材料で急に値が下がった時の利益の上げ方などの、“投資手法”について説明していきます。

投資手法にはまずこれだけは押さえておきたいというメジャーなものがありますので、それらを紹介していきましょう。

  • 右肩上がり投資法
  • パニック投資法
  • 割安株投資法
  • 成長株投資法
  • IPO投資法
  • 高配当投資法

株式投資初心者の方は、まずこれだけ覚えていけば大丈夫というものです。
恐らく、今後株式投資の本を読んだり、テクニカルを勉強したりしていくと、様々な“手法”といわれるものに出会うと思いますが、基本はこれから紹介する基準から派生するものです。

まずは、基礎をしっかりと覚えて(基礎と言ってもこれで全く十分なわけですが)、軸を持った投資が出来るようにしていきましょう。

※「IPO」と「高配当」はちょっと特殊なのですが、特にIPO利益を出せる確度が非常に高いものですし、高配当投資法も中長期的にローリスクローリターンで安定して稼ぎたい人には特に知っておいてもらいたいものです。

王道的な投資法 最初に知っておきたい6パターン

先ほど紹介した6つの投資法について詳しく見ていきましょう。
ここではざっくっりとした概要を紹介しますので、
詳細を知りたい方は各ページを読んでみてください。

右肩上がり投資法

長期的に上がり続けている銘柄に投資する手法。
好調な業績が続き、年単位で上がり続けている銘柄に投資する手法です。世界全体(日本全体)の景気動向に左右されずに収益を上げることが出来る強いビジネスモデルを持った企業に投資する手法です。具体的な銘柄としてはオリエンタルランド(ディズニー)、ドン・キホーテ、セブン銀行など、生活に非常に身近な企業ですが、ちょっと調べてみればわかるように、相当に強いビジネスモデルを持っています。※2012年以降のチャートを見てみてもきれいな上昇トレンドを描いていますね。

パニック投資法悪

材料で値が下がった銘柄に投資し根戻りを狙う手法。
具体的には、不祥事や事故などの悪材料で値が大きく崩れた銘柄を買い、その後、元の水準に戻るまでの上昇益を狙う手法です。悪い材料で値が下がったのであれば何でもいいわけではなく、その材料により根本的なビジネスモデル、今後の事業運営に影響がないということが大前提です。悪い材料が出たときは“立場的にその銘柄を売らざるを得ない投資家”って実は一定数いますので、瞬間的に値段が大きく下がります。そのタイミングで仕込んでほとぼりが冷めて元の適正な株価に戻る過程の上昇を取ります。

割安株投資法

株価が適正な水準よりも割安に放置されているものに投資する手法。
特に理由もなくずっと割安に放置されているということはあまり無いのですが、投資家の日々の売買の中で(例えば、大口の投資家が利食いのため長期に渡り売却している場合など)“適正な株価水準に対して割安”になっている場合があります。株価の割安・割高を見分ける基準としてPER(株価収益率)、PCFR(株価キャッシュフロー倍率)、PBR(株価純資産倍率)などがあります。

成長株投資法

今後大幅に伸びる銘柄に投資する手法。
別名、グロース投資。まだ誰にも注目されていない“これから大きく伸びそうな企業”に投資するのが特徴です。海外の例ですが、facebookやgoogleなどは正にグロース株といったところです。これから大化けするかもしれない企業を見つけて投資する手法なので、当たれば大きいですが、当然値下がりリスクも大きいです。また、そういった企業を見つけだすのは初心者には少しハードルが高いかもしれません。

IPO投資法

新規公開銘柄(IPO銘柄)に投資する手法。
これから新しく上場する銘柄を買っておき、上場後すぐに売却して差益を狙う手法です。新規上場銘柄は抽選で買う権利が得られて、多くの場合、上場後には募集価格よりも高い値段で上場し取引が始まります。要するに、過去の歴史を振り返ると、IPO株に当選して購入→上場後にすぐ売れば、利益が出る確率が高いということです。IPO投資専門でやっている個人投資家も多く存在します。

高配当投資法

高配当銘柄を中心に投資する方法。
もしくは、権利確定日前後の上下の値動きを狙って利ザヤを抜く投資法。
高配当銘柄を中心に投資をすることで配当だけで年率4%程度を狙うことは可能です。また、配当の権利が確定する権利確定日前後には株価が動くことが多いです(権利確定後すぐに売却する動きなど)。配当以外にもそういった上下の値動きを狙って投資することもできます。

判断基準を持つことの大切さ

株式投資においては今説明したような基礎的な投資法を知っておくことは非常に重要な意味があります。まず、単純に利益を上げるための勝ちパターン(投資法)を組み立てるというのはそうなのですが、それよりも、結局“みんなどういう基準で売買しているのか?”を知ることが重要です。

株式投資の基本戦略は上がるタイミングで買い、下がるタイミングで売ることです。つまり、みんなが買うタイミング(=上がるタイミング)、みんなが売るタイミング(=下がるタイミング)を理解することが重要です。

その理解のためには、ここで説明したような“基礎的な投資法の基準”を知っておかなければなりません。株式投資は複雑そうに見えて、実はとてもシンプルです。

投資法の基礎をしっかりと身に付けて、株式市場で思ったように利益を上げていきましょう。

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