ラジオ・音声でも、投資の情報を集めることができます。「ラジオとか、役立つの?」という人も多いでしょう。
ラジオや音声は「筋トレや料理をしながらも、投資の勉強をする」のにおすすめです。
脳の神経回路を日々新しくするためには、適度な運動が必要ですし、こういう五感を使った勉強も織り交ぜることで、無理なく投資の研究を続けることができるでしょう。
おすすめは「オーディオブック」の「FeBe!」
個人的に、ラジオよりもオーディオブックの「FeBe!」(フィービー)をおすすめします。
これは「ベストセラーの朗読」を、ダウンロードで買えるサイトです。
ラジオよりも「自分の好きなコンテンツ」を選びやすいですし、iTunesなどのダウンロードも必要なく、どのパソコン・スマートフォンなどでも、すぐに使えるようになっています。
オーディオブックで、どんな投資本を買えるか?
これは、かなりあります。
『賢明なる投資家』のような名著から、現役投資家のノウハウ本、『週刊東洋経済』の投資特集―。というように「かなり揃っている」と思ってください。
もちろん、これだけで勉強して投資をする、というのは少々無謀です。しかし「運動や通勤をしながら勉強する」には、十分すぎる量と種類が揃っています。
NIKKEIラジオなら、ダウンロードしていつでも聴ける
最近のラジオは、地域限定・リアルタイムという縛りが、徐々になくなっています。
NIKKEIラジオの投資番組も同じで、「いつでもネットでダウンロード」できるようになっています。
MP3としてiPodなどでも聴けますし、パソコンでももちろんOK。ダウンロードしなくても「ネット上で聴く」こともできます。
というように、NIKKEIラジオは「いつでもどこでも」聴けるようになっているので、「ラジオは不便」と思っている人も、一度チェックしてみてください。
FeBe!などのオーディオブックは有料ですが、ラジオなら無料なので、「無料で音声で勉強したい」という人におすすめです。
気になった投資家・アドバイザーは、本も買うべき
もしラジオを聴いていて、偶然気になった投資家・アドバイザーの人が見つかったら、その人の本も読んでみるといいでしょう(立ち読みしてからでもちろんOKですが)。
私の経験からいうと「その人の声を聴いた後」だと、本の内容が頭に入りやすくなります。「身近な人が出版した」ら、一番頭に入ると思いますが、それに近いですね。
実は「株のセミナーに出る」というのもこれと同じ効果があります。
セミナーの「内容自体」が大事なのではなく「その人のノウハウや成功体験が、自分の中にコピーされやすくなる」というのが、一番の効果なんですね。
ただ、多くのセミナーは「投資で儲けられない人が、セミナーで儲けるためにやっている」ものなので、ごく一部のもの以外、おすすめできませんが。
NIKKEIラジオの投資番組一覧
NIKKEIラジオで聴ける投資番組は、下のようなものがあります(2015年8月時点)。
- 櫻井英明の投資知識研究所
- おはよう!株式
- 相場師朗の株塾
- 東証+YOU ~マーケットから日本を元気に!~
- こちカブ ~こちらkabu.com投資情報室
- 和島英樹のウィークエンド株!
他にも「投資」でなく「マネー」系であれば、さらにたくさんあります。
FXの番組も豊富なので、FXにも興味がある人は、気分転換がてら聴いてみるのもいいでしょう。
補足 ~一流の投資家は、健康を大事にする~
音声やラジオの良い点は「運動しながら勉強できる」ということ。
運動をして健康を維持するというのは、一流の投資家の多くが、心がけていることでもあります(例外もいますが)。
投資家の健康に関する教えでは、ウォーレン・バフェットの「妖精の車」が有名です。
ウォーレン・バフェットが説いた「妖精の車」とは?
これはバフェットが作った「物語」です。
- ある日、16才の少年の元に妖精が訪れる。
- 妖精は「何でも、君の好きな車をあげるよ」と言う。
- しかし、妖精は一つだけ条件をつける。
- 「この車は、君が人生で手に入れる『最後の車』になる」と。
バフェットはこの話をした後「この少年は、必ずこの車を大事に扱うはず」と言います。そして「私たちの肉体も、この『妖精の車』とまったく同じなのです」と説きます。
まったくその通りで、上のような車だったら、我々は絶対に大事にするのです。しかし、自分の体だと大事にしない。
若いうちはそれで良くても、中年以降に体を害して判断力が鈍り、市場から退場してしまった投資家は多くいます。「健康管理も仕事のうち」というのは、どの職業でも同じですが、投資でもやはり同じといえるでしょう。
…という健康管理の一環として「音声での勉強」の導入もおすすめします。
ちなみに、『FeBe!』は日本を代表するエンジェル投資家(ベンチャー投資家)の「瀧本哲史」氏も、著書の中で高く評価・紹介している有望企業です。
(『君に友達はいらない』より)