投資スタイルデイトレードの4つのメリット ~短期間で稼げる etc..~

短期チャート

短期チャート

デイトレードのメリット・長所・利点のまとめ。短期間で稼げる、経済の専門知識がなくてもOK、買う銘柄を選びやすい、その日の損益がわかりやすい、株取引以外にも資産を回せる…などです。

メリット(1) 『短期間で稼げる』

デイトレードの反対は「長期投資」です。
これで稼ぐには「ずっとお金を寝かせておく」必要があります。

「長期的にジワジワ上がる株」に投資するからですね。

  • たくさんの資金
  • 長期間持ち続ける

…という条件でなければ、長期投資では稼げないのです。
そして、初心者は当然この条件を満たせません。

「豊富な資金がない」し、「すぐに換金しないといけない」からですね。
つまり、初心者が大きく稼ごうと思ったら、長期投資とは逆の「デイトレード」をする必要があるのです。

(あくまで「短期間で」稼ぎたい場合です。また、デイトレードよりやや期間が長い「スイングトレード」でも短期間で稼げます)

メリット(2)『投資しやすい』

デイトレードが「投資しやすい」理由は、主に下の3つです。

  1. 値動きの激しい銘柄にも投資できる
  2. トレンド(全体の流れ)に関係なく投資できる
  3. 専門知識が必要ない

値動きの激しい銘柄にも投資できる

たとえば、あなたが吉野家が好きで「吉野家株を買いたい」と思ったとします。
しかし、たまたま何らかの事件で、吉野家の株が「乱高下」していたとしましょう。

もしあなたが「中長期投資」をする場合、ここで買うのは危険です。
「もう少し落ち着いてから買う」というのがセオリー。

しかし、デイトレードだったら関係ないんですね。
「今買って、1時間後に少しでも上がってくれればいい」からです。

最終的に、その日さらに落ちても「関係ない」んですね。
「自分が持ってた1時間だけ」上がってくれればいいのです。

(もっとも、本当に吉野家が好きで株を買うなら、やはり乱高下が治まるのをまって買うべきですが…)

トレンド(全体の流れ)に関係なく投資できる

トレンドとは「全体の流れ」のこと。
たとえば「出版社の株が、これからずっと下落しそう」というような流れです。

こういう時、中長期投資だと出版社の株を買うことができません。
「買ったら、将来的に損をする」のがわかっているからですね(仮に出版株が落ちるとしてですが)。

しかし、デイトレードだったら関係ありません。
すでに書いた通り「その日中に、微増でもしてくれたらOK」だからです。

先ほどの「値動きの激しい株」と合わせて「どんな株でも買える」というのが、デイトレードのメリット、ということですね。

専門知識が必要ない

デイトレードは「中長期投資と比較すると」世界経済やビジネスの専門知識が必要ありません。
「勘で買って、勘で売る」だけでも稼げますからね。

もちろん、デイトレードで本当に成功するには「デイトレードの知識」が要ります。
「チャートの見方」などのテクニカルな知識です。

しかし、「なしでもOK」というのは間違いありません。
事実、分単位の値上がり・値下がりは「運」による部分もかなり大きく、「初心者でもラッキーで稼げる」ということは多いのです。

逆に言えば「どれだけ経済を勉強しても、運に負ける」ということもあるわけです。
(だから、ウォーレン・バフェットのような「まじめな」投資家は、デイトレードは絶対にしません)

メリット(3)『毎日の損益がわかりやすい』

デイトレードは「毎日の損益がハッキリわかる」というのが長所。
これは、下の2つの理由によります。

  1. 損益が「出る」だけでなく「確定」する
  2. 市場が締まった後の悪材料の影響を受けない

以下、それぞれ説明します。

損益が「出る」だけでなく「確定」する

デイトレードでなく中長期投資でも、「毎日の損益」は、必ず出ます。
「ものすごく小さい」かも知れませんが、何かしら必ず出ます。

たとえば「インデックス投資」だったら「日経平均」などを見ていれば、「その日、どれだけの損益が出たか」はわかります。
(インデックス投資というのは、「日経平均に賭ける」株と考えてください。日経以外もありますが)

このように、他の投資法でも「損益がわかる」ことはわかります。
しかし「確定」ではありません。
まだ売却していないですからね。

その点、デイトレードは「毎日売り切る」ので、「確定」です。
その点、「スッキリしてわかりやすい」と言えるでしょう。

市場が締まった後の悪材料の影響を受けない

株取引ができる時間は「15時」まで。
それ以降に「何かトラブル」が起きた場合、「夜のうちに「株価が激変」してしまいます。

これを「オーバーナイトリスク」と言いますが、デイトレードならそのリスクがありません。
もちろん、逆に「一夜で一気に値上がり」することもありません。

メリット(4)『株取引以外にも、資金を移動できる』

デイトレードは「毎日現金」が手元に入ってきます。
(正確にいうと「自分の口座」ですが。引き出せばすぐ手元に来ます)

現金が手元にあるということは「明日、株取引をやめてもいい」わけですね。
で、「全額FXに突っ込む」とか「金投資に切り替える」などとしてもいいわけです。

これが「流動性が高い」ということ。
不動産投資などは逆に「すぐに動かす」ことができません。

(文字通り「不動」の「資産」なんですね)

というように自由な投資ができるため、どこかのジャンルが「事件」によって盛り上がっていたら、すぐにそちらに移動して稼ぐ…ということができます。

デイトレードのメリット・まとめ

以上、デイトレードのメリットを一言でまとめると「自由度が高く、わかりやすい」となります。
つまり「初心者が最初の経験を積む」ために、「練習がてら、やる」にはちょうどいいでしょう。

逆に「何年も続けて、専門家になる」場合、相当な訓練が要ると考えてください。
もちろん、それは長期投資や他の手法でも同じですが、それぞれ「メリット・デメリットの種類」が違います。

陸上でいうなら「短距離走」に当たる、デイトレード。
自分が「短距離向き」と思う場合、これをメインのスタイルにしていいでしょう。

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